相双地域支援サテライト
活動内容
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情報発信
- 2025.11.10(月) 12/13(土)に復興創生シンポジウム「福島復興とコミュニティ再生の展望~第3期復興・創生期間に向けて~」を開催します。
- 2021年度からスタートした5ヵ年の第2期復興・創生期間では、浜通り12市町村で移住定住政策が行われ、一定の成果がありました。続く第3期復興・創生期間では、帰還者と移住者が共に支え合い、その地域の一員だと感じることのできるコミュニティ再生について考えるシンポジウムを開催いたします。 第1部の基調講演では復興庁の視点から、第2部のパネルディスカッションでは自治体の視点から、第3部のパネルディスカッションでは民間の視点から、それぞれ福島復興とコミュニティ再生の課題や今後の展望について考えます。 また、翌14日(日)には浪江町・双葉町・大熊町・富岡町の現状と課題を現地で知ることのできるエクスカーションも実施いたします。 復興や地方創生に関心のある皆さまのご参加を広くお待ちしております!
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情報発信
- 2025.11.04(火) 第43号「相双の風」を発行しました
- 今号の表紙は、8月14日に葛尾村で行われた盆踊りです。村内外から延べ400人が参加し、地元「かつらお音頭」に合わせて踊りの輪が広がりました。 特集記事では「中山間地域 伝統と創造の出合い」というタイトルで、飯舘村、川内村、葛尾村での帰還住民と移住者が力を合わせて新たな伝統を生み出そうという動きを紹介しています。
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情報発信
- 2025.10.02(木) パネル展示「熊小がある。これまでも、これからも」、CREVAおおくまで10/18まで開催
- 大熊町の中間貯蔵施設内には、貴重な人命に加え、住民のふるさとと日常生活を唐突に奪った、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所が起こした原子力災害の惨禍を示す遺構が多数あります。そのひとつが熊町小学校です。 町は、これらの中間貯蔵施設内の遺構を対象とした「文化財保存活用地域計画」を策定しつつあります。これは、東日本大震災と原子力災害の遺構を対象としているという点、また、帰還困難区域を対象としている点で、他に類を見ない、画期的な取り組みです。そして、この計画に基づき、今年度から、熊町小等の中間貯蔵施設内の遺構についても、町はその保存活用について検討をはじめます。 そこで、町による保存活用検討に資するべく、これまで中間貯蔵施設内の遺構を、災害伝承活動やふるさとの記憶の継承に活用してきた、(一社)大熊未来塾、おおくまふるさと塾、福島大学地域未来デザインセンターの3団体に熊町小の卒業生有志も加え、熊町小の保存活用について考えるためのパネル展示を企画し、9/19から10/18まで大熊町内の「CREVAおおくま」で開催しています。 福島大学地域未来デザインセンターでは、昨年度から熊町小等で、福大生による東日本大震災と原子力災害の語り継ぎに取り組んでいます。また、今年度は、大熊町の保存活用検討を受け、熊町小の卒業生の遠藤瞭さんを福島大学にお招きし、熊町小のことを知り、考え、何を未来につないでいくのか語り合うワークショップを開催しました。この語り継ぎとワークショップの様子も、CREVAおおくまに展示しております。 是非、このパネル展示に足を運んでいただき、わたしたちと一緒に中間貯蔵施設内の遺構の意義と、その活用について、考えていただければ幸いです。
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教育環境整備
- 2025.09.24(水) 葛尾村と大熊町の子どもたちが福島大学を訪問しました!
- 8月6日(水)に葛尾村から8名、8月7日(木)に大熊町から20名の子どもたちが福島大学を訪問し、福島大学生による音楽コンサート&ワークショップに参加しました。 音楽コンサート&ワークショップは、双葉郡を中心とした被災地域の子どもたちを対象に令和4年度から実施してきたもので、人間発達文化学類 芸術・表現コースの中畑 淳教授と学生が企画しました(相双地域支援サテライトも実施協力)。これまでは被災地域に大学生が訪問する形式でしたが、昨年2月から福島大学の音楽棟内で大熊町所有のピアノ(コンサート用スタンウェイ・グランドピアノ)を預かっている縁もあり、今回は子どもたちに大学へ訪問してもらうことになりました。 音楽コンサートでは、大熊町所有のピアノも活用しつつ、クラシックからジブリ作品、最近のヒット曲まで、バリエーションに富むプログラムの演奏がありました。また最後には「みんなで歌おう 校歌」と題して、子どもたちと大学生で一緒に校歌を歌ってみる恒例の企画もありました。続いてワークショップでは、「ピアノ博士になろう」と題して、ピアノについての知識が深まるクイズ、ピアノの音が出る仕組みの解明、演奏体験などがあり、子どもたちと大学生で交流しながら、ピアノについて楽しく学ぶ光景が見られました。 子どもたちにとっては、音楽の体験に加えて、大学生との交流や大学キャンパスの見学もできる盛りだくさんの企画となり、引率した職員の方からは「帰路につく児童の顔が皆笑顔だった」といった声もいただきました。
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情報発信
- 2025.09.04(木) 9月6日~7日、「ぼうさいこくたい2025in新潟」に出展します
- 地域未来デザインセンターでは、今年も「ぼうさいこくたい」に出展します。 (学生団体)福島大学災害ボランティアセンターが、損保ジャパンと共同開発した防災教材「防災リュックを考えよう」を実際に体験できるワークショップを開催します。 また、避難所運営シミュレーション教材「さすけなぶる」も体験できます。 さらに、相双地域支援サテライトが関わっている浪江町での防災活動を通じたコミュニティ再生の取り組みや、楢葉町の子どもたちとの能登半島地震被災地での支援活動等を、パネル展示で紹介します。 皆様のご来場をお待ちしております。 詳細は、以下URLからアクセスしてご覧ください。 https://bosai-kokutai.jp/2025/o-28/
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地域復興支援
- 2025.09.04(木) 福島大学市民講座「CSマイスター講演会」を開催しました
- 7月30日、葛尾村の葛尾村民会館にて、福島大学市民講座「CSマイスター講演会」を開催しました。講師には、昨年度、相双地方振興局主催の「相双地方のこれからを考える会」でもご登壇いただいた、文部科学省コミュニティスクールマイスターの森万喜子氏をお招きし、葛尾村内から小中学校教員、学校運営協議会委員、放課後子ども教室職員、保護者など、25名の方にご参加いただきました。 講演テーマは「地域と教育~つながりの中で子どもを育む~」とし、森先生ご自身が経験された学校現場での事例や取り組みを中心にお話いただきました。また、講演の随所に葛尾村の話題にも触れていただき、参加者にとって身近に感じられるような内容になったと思います。質疑応答も活発に行われ、参加者からも好評のお声を多数いただきました。学校に任せきりにならず、地域の中で子どもを育むことをできるようにするには何を大切にすべきか、そのためのエッセンスの詰まった講演であったと思います。 今後も相双地域支援サテライトでは、地域からの要望に合わせて市民講座を開催していきます。
お知らせ
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11月10日(月) 12/13(土)に復興創生シンポジウム「福島復興とコミュニティ再生の展望~第3期復興・創生期間に向けて~」を開催します。 - 2025年
11月04日(火) 第43号「相双の風」を発行しました - 2025年
10月02日(木) パネル展示「熊小がある。これまでも、これからも」、CREVAおおくまで10/18まで開催 - 2025年
09月24日(水) 葛尾村と大熊町の子どもたちが福島大学を訪問しました! - 2025年
09月04日(木) 9月6日~7日、「ぼうさいこくたい2025in新潟」に出展します



