相双地域支援サテライト
活動内容
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情報発信
- 2025.03.14(金) 第41号「相双の風」を発行しました
- 今号の表紙は、本学で1月に実施した大熊町でのフィールドワークの様子。大熊未来塾木村紀夫さんの案内の下、大熊町の協力を得て、帰還困難区域にある中間貯蔵施設内に立ち入りました。震災で犠牲になった次女・汐凪さん(当時小学1年生)が通っていた旧熊町小学校や木村さんの自宅跡などを視察しました。 特集記事では「3.11を語り継ぐ」というテーマで、大熊町の木村紀夫さんと双葉町の小泉良空さんの両者のインタビューと、災害伝承の取り組みを紹介しています。
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地域復興支援
- 2025.03.14(金) 2月23日(日)に「佐須地区の虎捕太鼓発表会」を開催しました。
- 飯舘村佐須地区には、同地区の山津見神社に伝わる虎捕伝説を曲にした虎捕太鼓があります。1998年に誕生し女性や子どもを中心に受け継がれてきた太鼓は、原発事故の避難生活によって継続が困難になっています。一昨年区長から太鼓継承の相談を受け、相双地域支援サテライトで協力しました。 本学の協働プロジェクト学修という授業の一環で「飯舘村のサロン活動と伝統文化継承の支援」というプロジェクトを立ち上げ、参加学生と共に太鼓の練習に励みました。9月から「響」という曲の練習を始め、福島市に避難されている太鼓のメンバー2~3名に約3回ご指導いただきました。学生たちの自主練習も含めた成果を佐須地区の皆さんにお見せするため、2月23日の佐須地区サロンにおいて「虎捕太鼓発表会」を開催しました。 住民14名が集まってくださり、学生7名の演奏を喜んでくださいました。住民からは「太鼓を始めた当時の様子を思い出し、あの頃の佐須に戻るといいと思った。」「声を出して、どんどん叩いてほしい。叩いてくれて嬉しかった。」といった言葉が聞かれました。和太鼓初挑戦の学生たちからは「太鼓を叩くのが楽しみになり、今日の演奏も楽しくできた。」「アドバイスをもらえたため、もっとよくしていきたい。」「来年度も太鼓を叩きたい。」といった感想が聞かれました。 このプロジェクトは来年度新たに参加学生を募り、新しいメンバーも加えて動き出します。相双地域支援サテライトも継続して関わっていきます。
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情報発信
- 2025.03.14(金) 2月8日(土)に復興創生シンポジウム「福島と日本をかきまぜる~ふるさと再生と人間性の回復~」を開催しました
- 地域未来デザインセンター主催の復興創生シンポジウム「福島と日本をかきまぜる~ふるさと再生と人間性の回復~」を2月8日<p>(土)に開催しました。今回のシンポジウムは、ふくしま連携復興センターの共催で開催し、地域未来デザインセンターとふくしま連携復興センターとの連携協定(2025年2月3日締結)に基づく最初の取り組みにもなっています。 基調講演でお話をいただいたのは、東日本大震災の復興や地方創生、能登半島地震復興の最前線に関わってこられた髙橋博之氏((株)雨風太陽)です。「都市と地方をかきまぜる―地方創生と福島復興」と題し、「地方の再生は都市住民のふるさと創出・人間性の回復にもつながる」という地方創生の核となる考え方や、複数地域に関係人口として関わることを促す「ふるさと住民登録制度」のアイデアなどについて紹介いただきました。 続いてパネルディスカッションでは、「福島復興と人間性の回復への挑戦」と題し、被災12市町村における現在の復興課題や取り組みについて報告・コメントをいただく時間となりました。具体的には、学校を軸とした地域づくりに取り組む猿渡智衛氏(文部科学省総合教育政策局CSマイスター(福島・石川担当))、起業による地域の価値向上に取り組む大島草太氏((株)Kokage)、帰還者・避難者・移住者の交流とコミュニティ形成に取り組む伊藤航コーディネーター(地域未来デザインセンター相双地域支援サテライト)から報告があり、天野和彦特任教授(人間発達文化学類/ふくしま連携復興センター代表理事)、永井義人特任教授(地域未来デザインセンター)、高際均特任教授(地域未来デザインセンター)からそれぞれの報告に対するコメントがありました。 当日は福島市内の本会場(ホテル福島グリーンパレス)に加えて、大熊サテライト会場(linkる大熊)、オンライン配信(zoom)も用意し、福島県の内外から約100名の参加がありました。参加者からは、「過疎という災害状況と現代日本社会において、一方的な加害者を仕立て上げたり、依存状態を残す形ではない新たな都会(消費地)と田舎との関係性を作り上げるために、全てのステークホルダーが取り組まねばならないこと…を綺麗に整理していただいた」といった感想や「官が元気がない、活力がない分、民と学が頑張っている姿が見えました。福島県は学が頑張っている限り、希望があると感じました」「地元の大学としての存在意義を持ち続けてほしいと思います…応援していきたいと思います」といった期待の声があり、好評をもって終えることができました。
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情報発信
- 2025.02.26(水) パネル展「原発事故14年 福島『避難』のかたち」を開催します
- 相双地域支援サテライトは3~5月、パネル展「原発事故14年 福島『避難』のかたち」を岩手と東京、福島の3会場で開催します。原発事故の影響で古里や慣れ親しんだ土地から離れざるを得なかった8組9人の現在の暮らしと思いを、写真や記事を通して紹介します。 入場無料
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情報発信
- 2025.02.18(火) 「ふくしま12市町村ぐるぐるMAP」、2024年度版 vol.9 発行しました
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地域復興支援
- 2025.02.07(金) 1月18日(土)に「団子さし&神楽で新春を祝おう!」が開催されました!
- コミュニティ団体おおがわら会主催で、小正月の伝統文化に触れる活動を行いました。活動の様子をおおくま宣伝チームのブログで紹介していますので、ご紹介いたします。 ▽団子さし&神楽で新春を祝おう! https://okuma-pr.blogspot.com/2025/02/blog-post_6.html
お知らせ
- 2025年
03月14日(金) 第41号「相双の風」を発行しました - 2025年
03月14日(金) 2月23日(日)に「佐須地区の虎捕太鼓発表会」を開催しました。 - 2025年
03月14日(金) 2月8日に復興創生シンポジウム「福島と日本をかきまぜる~ふるさと再生と人間性の回復~」を開催しました - 2025年
02月26日(水) パネル展「原発事故14年 福島『避難』のかたち」を開催します - 2025年
02月18日(火) 「ふくしま12市町村ぐるぐるMAP」、2024年度版 vol.9 発行しました