相双地域支援サテライト
活動内容
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地域復興支援
- 2024.03.28(木) 前橋芋煮会を実施しました!
- 3月16日(土)、群馬県前橋市のルルルなビールで「まえばし×ふくしま部」が主催した『前橋芋煮会』に地域未来デザインセンターも協力団体として参加してきました。 時おり風が吹きつける中でしたが、お天気に恵まれ、約100名が参加しました。 会場では、野菜たっぷりの福島風芋煮が投げ銭式で振る舞われた他、三陸・常磐ものを専門に扱う「さかな屋ゆう」によるスペシャルメニューの提供も行われました。また、(学生団体)福島大学災害ボランティアセンターも協力団体として参加し、福島の現状や災害ボランティアセンターの活動について報告をしてもらいました。地域未来デザインセンターでは、先日まで東京・福島・岩手で開催していた東日本大震災パネル展『被災地「福島」十二人の12年』の展示を行いました。 来場者からは、東日本大震災から13年が経過し、ニュースで目にするのは福島第一原発処理水の海洋放出くらいで、福島県外では福島の日常の様子や現在地を知る機会がない。その中で、こうして現場で活動している人たちの声を聴くことができよかった、という声をいただきました。時が経ち、福島や東日本大震災についての関心も薄れていってしまう中で、今回のように福島の現状を県外で発信する機会や、その場に赴いて直接お話をするということの重要性に改めて気づく機会となりました。 また、主催の「まえばし×ふくしま部」のみなさんには、13年経過した今でも福島を想う気持ちをこのようなイベントを通して形にし続けてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。今後も前橋市でのイベント実施に向けて様々と準備していきたいと思います。
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地域復興支援
- 2024.03.28(木) 福島大学地域づくり研修会を実施しました!
- 2月8日(木)に飯舘村交流センターふれ愛館にて、地域未来デザインセンター主催、株式会社セブン-イレブン・ジャパン協力のもと、福島大学地域づくり研修会「地域とコンビニの可能性について深掘り!」を実施しました。 当日はセブン-イレブンまでい館店の従業員や、移住定住関係の団体職員、村外在住者を含む5名が参加しました。 第1部では、株式会社セブン-イレブン・ジャパンより、自治体との協定や移動販売、地元産品を使用した商品販売、防犯の取り組みなどを紹介いただきました。自分たちの身近にあるコンビニが「こんなこともやっていたんだ?!」という新たな発見がたくさんあった紹介でした。 第2部では、参加者とセブンイレブンの方々も混ざりながら、「地域×コンビニ」をテーマに、今考えている地域課題とその解決に向けてのアイディアを『コンビニと一緒に』という観点で考えるワークショップを実施しました。「移住×コンビニ」「住宅×コンビニ」「福祉×コンビニ」など、実現できそうなものから、できたら面白そうなものまで、それぞれの立場から多様なアイディアが出されました。 今回の研修会は少人数だったからこそ、参加者同士が密につながることができ、ワークショップでもそれぞれの得意分野を織り交ぜながらアイディア出しがなされました。今回の研修会を何かのきっかけに、地域のコンビニと連携した活動が生まれていくことを期待しています。 ご参加いただいた皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
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情報発信
- 2024.03.22(金) 第37号「相双の風」を発行しました
- 12年ぶりの 復活となった昨年に続き、今年も双葉町で 「双葉町ダルマ市」 が開催され、避難先などから3300人が駆け付けました。 特集記事は今もいわき市内の仮設校舎で学ぶ双葉町の幼稚園、小中学校の校長先生に課題などを伺いました。
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地域復興支援
- 2024.03.08(金) おおくま宣伝チームについて
- 1月7日に大熊町町長より、 第一期8名が「おおくま宣伝チーム」の委嘱を受けました。 相双地域支援サテライトのスタッフである加賀谷環も 委嘱 を受けチームの一員となりました。 任期は来年3月末までです。 おおくま宣伝チームの活動目的は、移住定住の促進や関係人口拡大、さらには町への愛着心醸成のため、町民主体による町の魅力発信を行うことです。 イベントや町内の見どころ等の魅力や日常生活の情報などに関する記事を作成し、「おおくままちづくり公社」のWebサイト( https://okuma-pr.blogspot.com/ )に掲載します。 2月には、記事作成や写真撮影について研修を受け、3月から本格的に活動することになります。 加賀谷は「大熊町を発信する代表的なツールとして、『広報おおくま』や議会だより『おおくま』がありますが、こうした公的な広報誌とは異なり、一生活者の視点から大熊町の日常や隠れた良さを発信してゆきたいと思います」と意気込みを語ります。
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地域復興支援
- 2024.02.20(火) 被災地の農業、酪農の現状を学ぶスタディツアーを実施しました
- 先の震災と原発事故では、動物や植物等も被災をしました。2月8日~10日の間、中央大学ボランティアセンターの学生に被災地の農業、酪農の現状をボランティアワークを通して体験するプログラムを提供しました。9日には、被災県で生活する福島大学の学生とも交流する機会を設けました。 また大熊町の移住者促進の柱になりつつある教育施設「学び舎ゆめの森」等も案内しました。 農業、酪農のボランティアワークでは、3箇所の作業に携わりました。まず大熊町にある「ネクサスファームおおくま」での作業は、収穫を終えたイチゴが育成していたポットの回収作業です。避難指示が解除されたとはいえ、放射性物質の懸念が払拭されない地域です。その地域の土を使用しない「ポットスライド型高設養液栽培」という栽培です。機械と人の調和が取れた環境での作業を体験しました。 次に「も~も~ファーム富岡」では、震災と原発事故を生き抜いた牛たちを生(活)かした活動を行っています。自然と動物が共存し、荒れていた土地を甦らせている農場の整備作業を体験しました。 最後に「とみおかワインドーメーヌ」の圃場の整備作業です。津波と原発事故により変わり果てた富岡町の玄関口に葡萄の苗木を整備して甦らせる作業を体験しました。作業中には何度となく行き交う電車に手を振りながら、被災地で元気に活動している姿を伝えました。 各作業前には、管理者の方からそれぞれが置かれている状況と経過を丁寧な説明を受け被災地の現状の理解を深めることが出来ました。 「学び舎ゆめの森」では、校舎の設計に関わった先生から新たに誕生する学校に対する想いを伺うことが出来ました。その後、子どもたちによる案内で校舎内の見学をしました。見学後、参加者からは「四角い教室がなく自分達が育った環境との違いからもう一度、ここで学びなおしたい」と感想を漏らす学生もおりました。 福島大学スタディツアーでは、今後も見学者のニーズに応えたプログラムを作成して参りますので、お気軽にご相談ください。
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地域復興支援
- 2024.02.20(火) 「被災地」福島の今 東京でパネル展とトークイベントを開催しました
- 原発事故で避難指示が出されるなどした12市町村に暮らす帰還住民や移住者の事故後の歩みや現在を紹介するパネル展「『被災地』福島 十二人の12年」の東京展は2月3~9日、台東区の隅田公園リバーサイドギャラリーで開かれました。10日には目黒区のクラフトビレッジ西小山で関連のトークイベント「福島12市町村に暮らせば」もあり、同展に登場する浪江、双葉、大熊各町の移住者3人が町の住み心地や課題について話しました。 パネル展には多くの首都圏在住者らが訪れ、「12人それぞれのエピソードが興味深かった」などの感想が寄せられました。トークイベントでは「被災地だからと気負わず、普通に暮らせるようになるのが本当の復興」などといった声が上がりました。
お知らせ
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03月28日(木) 前橋芋煮会を実施しました! - 2024年
03月28日(木) 福島大学地域づくり研修会を実施しました! - 2024年
03月22日(金) 「相双の風」第37号発行しました - 2024年
03月08日(金) 第一期8名が「おおくま宣伝チーム」の委嘱を受けました - 2024年
02月20日(火) 被災地の農業、酪農の現状を学ぶスタディツアーを実施しました