福島大学市民講座「幾世橋防災まち歩き」を実施しました！

　9月30日(土)に浪江町役場総務課防災安全係と地域未来デザインセンターが主催、福島大学行政政策学類西田奈保子先生とゼミ生協力のもと、福島大学市民講座「幾世橋防災まち歩き」を実施しました。

当日は地域住民を中心に36名の参加がありました。参加者は居住地域をベースに3班に分かれ、区長さんや地域にお詳しい方をガイド役にまずは実際にまち歩きへ。洪水時に地域内に潜む危険箇所の確認や過去の水害、津波で浸水した場所の確認をしました。ガイド役の皆様からは自身の経験など本当に貴重なお話をいただき、参加者も真剣な面持ちで聞いている様子が見られました。

まち歩きの後は、班ごとにまち歩きで確認した危険箇所や気づいた点を地図上に落とし込んでいくワークショップを行いました。こうして様々な情報が見える化されることで、地域への理解も進みます。

参加者からは「ほぼ毎日歩いている散歩コースでもあったけど、危険箇所については全く気に留めたこともなかったし、地域のことを知ることいい機会になった」「自分たちが経験した災害のことを次世代に伝えていくことは改めて重要なことだと思った」といった声をいただきました。

　この日まとめた地図や情報などについては、今後浪江町や区長さんと協議し、地域の皆様へお知らせしていく予定です。幾世橋地域の皆様、引き続きよろしくお願いいたします。