11月23日(木・祝)に地域未来デザインセンター主催で、福島大学市民講座「福祉とまちづくり~ともに生きる地域を作る」を実施しました。
当日は福祉事業関係者をはじめ、行政職員、まちづくり会社職員、一般の方など21名に参加いただきました。
講師には、利用者もスタッフにも負担の少なく、利用者が本来持つ力を最大限引き出すような介護術「楽ワザ介護」を考案した青山幸広氏をお招きし2部構成で行いました。
第1部では、福祉とまちづくりに関する講演で、青山さんのこれまでの経歴や楽ワザ介護が生まれた背景にあった利用者の方とのエピソード、そして福祉分野の現在の課題など、多岐にわたるお話をいただきました。時おり参加者へ投げかけをし、笑いも取りながら、聞いている人たちが自然と引き込まれていくような話し方で、夢中になって聞いていたらあっという間に時間が過ぎてしまったという感覚になりました。
第2部では、楽ワザ介護の実践を行い、する側される側どちらも体験することでその効果を実感する時間となりました。楽ワザ介護は身体の動きのツボを押さえたような介護で、実際に体験してみることで「する方される方、双方にとって負担の少ない介護」を実感することができました。
青山さんや関係者の皆様、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。今回のみならず、今後も福祉関係の講座等を開催していく予定です。今後の展開にもご期待ください。
講師の青山幸広さん
第1部「福祉とまちづくり」講演
第2部楽ワザ介護実演-1
第2部楽ワザ介護実習
参加者集合写真