3月16日(土)、群馬県前橋市のルルルなビールで「まえばし×ふくしま部」が主催した『前橋芋煮会』に地域未来デザインセンターも協力団体として参加してきました。
時おり風が吹きつける中でしたが、お天気に恵まれ、約100名が参加しました。
会場では、野菜たっぷりの福島風芋煮が投げ銭式で振る舞われた他、三陸・常磐ものを専門に扱う「さかな屋ゆう」によるスペシャルメニューの提供も行われました。また、(学生団体)福島大学災害ボランティアセンターも協力団体として参加し、福島の現状や災害ボランティアセンターの活動について報告をしてもらいました。地域未来デザインセンターでは、先日まで東京・福島・岩手で開催していた東日本大震災パネル展『被災地「福島」十二人の12年』の展示を行いました。
来場者からは、東日本大震災から13年が経過し、ニュースで目にするのは福島第一原発処理水の海洋放出くらいで、福島県外では福島の日常の様子や現在地を知る機会がない。その中で、こうして現場で活動している人たちの声を聴くことができよかった、という声をいただきました。時が経ち、福島や東日本大震災についての関心も薄れていってしまう中で、今回のように福島の現状を県外で発信する機会や、その場に赴いて直接お話をするということの重要性に改めて気づく機会となりました。
また、主催の「まえばし×ふくしま部」のみなさんには、13年経過した今でも福島を想う気持ちをこのようなイベントを通して形にし続けてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。今後も前橋市でのイベント実施に向けて様々と準備していきたいと思います。
スタッフ集合写真
福島風芋煮のふるまい1
福島風芋煮のふるまい2
常磐ものメニュー「メヒカリのフリット」
福島大災ボラの報告
パネル展の様子