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2017年07月14日(金)

English川内村ツアー

みなさんこんにちは😃
毎日暑いですね😓熱中症には気をつけてお過ごしくださいね🙇

さて、今日は!
7月2日に行われた、English川内村ツアー💼の様子をご紹介します👆

今回のツアーは、川内村在住の英語指導助手、ジェレミー・デュラントさんを講師にお迎えしてそば打ち体験、平伏沼、天山文庫、カフェ・アメィゾンをまわりました❗
参加者は田村市の英語指導助手8名(アメリカ出身)や、福島特例通訳案内士の資格を持つ県内在住の日本人の方々がメインで、27名の方々にご参加頂きました‼

このツアーの目的は、外国人の視点で村の文化や魅力を英語で紹介してもらうことで、今まで気付かなかった村の魅力を学ぶと同時に、ツアーを通して英語ガイドのスキルアップを目指し、インバウンド客に対応できる人材を育成、更なる情報発信・交流人口拡大というものですが、なによりも、外から来た方に川内村を楽しんでもらうことで、地元の方々や、避難を続けておられる方々に福島県や川内村の魅力を再認識していただくために発信したいという視点からこの企画はスタートしました🙂

そば打ち体験

外国人の参加者はそば打ちをするのが初めてという人が多く、おそるおそる作り始めた様子でしたが、そば打ち名人渡邉常秀さんの指導のもと、他の参加者とコミュニケーションしながらエンジョイしていました😊

参加者アンケートには、「そばを打つ過程は美しく、まるでアートのよう!」と感想を残してくれた外国人もいらっしゃいました。日本人の食べ方を見て、そば独特のすすって食べる食べ方にも挑戦した外国人の参加者もいました。とてもおいしいと笑顔の花が咲きました。

アメリカでは尾頭付きの魚を食べることはほとんどないそうですが、希望者はいわなの炭火焼を食べました。串焼きということで、見た目もワイルドで、味はもちろんチャレンジしたことにも大満足の様子でした。

平伏沼

雨が降り出してしまいましたが、足取りも軽く沼に到着。木からぶら下がるモリアオガエルの卵を初めて見たという参加者も多く、近づいてじっくり観察されていました。ジェレミー先生がモリアオガエルの生態や平伏沼の歴史などを英語で紹介してくれました。残念ながらモリアオガエルの姿を見つけることはできませんでしたが、沼に無数に泳ぐオタマジャクシや心平の歌碑を見て回りました。帰りのバスの中で、数名の日本人参加者が心平の和歌の英訳を披露してくれました。

天山文庫

茅葺きの屋根や囲炉裏、森や池を眺めながらジェレミー先生が心平の詩「青い水田んぼ」の英訳を聞きました。また、参加者のひとりが「秋の夜の会話」の英訳を披露してくれました。

カフェ・アメィゾン

それぞれ注文していたドリンクを味わいながら、ジェレミー先生の講話「米国人としての3.11」を聞きました。震災を含めた3度にわたるジェレミー先生と日本のかかわりや、村の子ども達と真摯に向き合いながら日々を送っているジェレミー先生のお話は、先入観やバイアスにとらわれず、人を素直な心で受け入れ、日常を大切に送るヒントを私たちにくれたような気がします。


今回のツアーは全編英語で行われました。ところどころ日本語も出ましたが、他の参加者が通訳にあたり対応しました🗣
今回のツアー、ご参加いただいた方々に、喜んでいただけたようです👍
参加された皆様、関係者の皆様、ありがとうございました🙂👋

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